私が、去年からよく行く会社はノー残業ディーを実地することになりました。

近頃の世情を考慮し、この会社ももれなく、ワーク・ライフバランスの改善を目指しているようですが、もちろん残業費用を減らすことも目的にしているのは言うまでもありません。
「誰が会社にずっと居たいものか?」と考える私には、当たり前のようなノー残業デー。 しかし、社員の方たちから聞く話では、ノー残業デーはあまり嬉しくないようで・・・ 「え?そんなに会社に居たいのか?」と、長年日本にいる私ですが驚かされます。

考えてみると、だいぶ前に働いていたIT企業の社員は残業を当たり前にしていました。
納期設定するときには残業を前提に、そして、給料を決めるときには、残業を含めて設定し、社員は皆、残業代を生活のために必要としていました。そんな残業をすることにより、仕事は開発スピードが良く、早いタイミングで納品が出来、品質もよく、”予定された残業”は功を奏していました。色々な人達に尋ねると、同じようなことを言います。

しかし、多くの西洋の国では、残業の考え方が違うということはご存じでしょうか。

20年ぐらい前、私は大学生の時、アルバイトとしてニュージーランドの無水乳脂肪工場の検査・品質室で勤めていました。納期がきつく、会社自体は、無休・24時間稼働していたにも関わらず、交代で働く社員達に残業はほとんどありませんでした。残業をするときはその都度上司に相談する必要があり、”毎日残業をやらなければならないのは仕事がうまくいってないこと”を示す扱いとされるのです。

しかし、多くの西洋の国では、残業の考え方が違うということはご存じでしょうか。

20年ぐらい前、私は大学生の時、アルバイトとしてニュージーランドの無水乳脂肪工場の検査・品質室で勤めていました。納期がきつく、会社自体は、無休・24時間稼働していたにも関わらず、交代で働く社員達に残業はほとんどありませんでした。残業をするときはその都度上司に相談する必要があり、”毎日残業をやらなければならないのは仕事がうまくいってないこと”を示す扱いとされるのです。