「通訳」とは?

翻訳は書き言葉の技術ですが、通訳は話し言葉の技術です。そのため、翻訳とはまったく異なる能力が求められます。翻訳は、最良のフレーズを熟考を重ねてひねり出すことができますが、通訳は即座に言葉を置き換えなければなりません。つまり、通訳は2つの言語に非常によく精通していなければならず、辞書や参考資料を見るという時間を必要とする作業を行うことなく、言語間の行き来を瞬間的に行う能力が備わっていなければなりません。優れた通訳者は、仕事の前に、関係する分野特有の専門用語を全て確実に網羅し、使いこなします。

期間費用
半日 (4時間まで)¥45,000~ (30分の準備打ち合わせを含む)
一日 (8時間まで)¥80,000~ (30分の準備打ち合わせを含む)
追加時間1時間¥10,000
その多の費用
準備費用事前準備を必要とする場合があります。その場合、準備期間とその費用をお客様と相談します。(基本的には半日を準備期間とさせていただいております。)
食事一日の仕事の場合、¥1,500
交通費
電車通訳者の家の最寄り駅から、業務現場の最寄り駅まで実費を申し受けます。
タクシー最寄り駅から業務現場までタクシー実費を申し受けます。
移動時間移動時間を1時間につき¥4,000を申し受けます。

通訳業務について

翻訳者と同様、通訳者も分野に関わらず活躍できるわけではありません。ファッション関連が得意な翻訳者は自動車工場に関する翻訳は得意とはしていないでしょう。それと同じように、ポップカルチャーに詳しい通訳者はデポジション(証言録取)通訳は得意ではないでしょう。

通訳には2種類(逐次通訳と同時通訳)があって、それぞれのメリットとデメリットがあります。

  • 同時通訳: お客様が話をしていると同時、通訳者が通訳を行います。同時通訳の場合、会話は自然にできますが、通訳者への負荷が大きいため、正確さが下がることもあります。
  • 逐次通訳: お客様が話をしてから、通訳者が話をまとめて通訳します。同時通訳より正確の場合がありますが、同時通訳とちがって、通訳者が話をしている間にお客様が待たなければならないため、自然な会話は少し難しいです。

効率的な業務を行うため、通訳者は事前に準備として勉強をしなければならないケースがあります。特に法務関係や技術関係の仕事の場合にはその事前の勉強が必須となるでしょう。その際には、上記の表の通り、準備費用を請求することがあります。準備費用発生については注文時にお客様と相談の上、決めさせていただきます。お客様からの参考資料があると、通訳業務がより正確になるでしょう。

通訳業務は非常に難しくて、通訳者にはかなり負担がかかります。お客様が一人ずつ話をし、はっきりした発音を使うと、通訳者はよりスムーズに、より正確に業務ができます。

また、ユーモアはもちろん業務現場にあることには越したことがありませんが、他文化や他言語にうまく通じないケースが非常に多いため、文化や言語を課題とするユーモアがコミュニケーションの妨げとなる場合もあります。

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